高齢者に関わる地域ボランティアに参加するなど、子どもの頃から高齢者の方々と関わるのが好きでした。だから将来の夢は看護師となって、病院で高齢者のお世話をすることだったんです。そんな私が看護の専門学校へ進学して知ったのが、介護の世界でした。一日でも早く介護の現場を体験してみたい。そう思った私は、少人数制で一人ひとり丁寧に接することができるグループホーム「あみーご奈垣さえずり」でアルバイトをすることを決め、しばらく学校に通いながら働くことに…。しかし、介護の仕事が本格的にしたくて学校を中退し、介護の道に進むことにしました。
この施設の良いところは、ご利用者様だけでなく、スタッフみんなも和気あいあいとしているところでしょうか。きっと、一軒家のような建物の中で、ご利用者様とスタッフが「いっしょに暮らしている」ような施設運営のおかげかもしれません。
いつもアットホームな雰囲気に包まれて、充実した日々を過ごしています。仕事に関しても、とても働きやすい環境です。心配事があったとしても、スタッフ同士で気軽に相談できるばかりか、助け合いながら日々を過ごしています。
ご利用者様同士が仲よく快適にすごしていただけるよう、つねに気を配っています。また、命を預かる立場として、ご利用者様に万が一のことがあってはなりません。そういう意味では、夜勤のときには目を行き届かせないといけないのでドキドキしますね。もちろん、それ以上にうれしいことがあります。たとえば、入所したばかりで無表情だったご利用者様が、私たちの働きかけによってどんどん表情が明るくなっていくのを見ると、本当にうれしくて仕方がないです。ここに勤めて、はや4年目。あとから入職されたスタッフさんからも頼られることもあり、うれしい反面プレッシャーも感じています。
グループホーム「あみーご奈垣さえずり」は山の中にあるため、地域の人たちに知られていません。だからこそ、もっと地域の方々に知っていただくことが、今の目標です。たとえば、お祭りなどの地域イベントに積極的に参加したり、施設に来ていただける催しを開催したりと、これまで以上に企画したいと思っています。さらに介護の専門スキルを高めたくて、介護福祉士の資格も取得しました。将来はケアマネージャーになることも視野に入れています。地域のみなさんに知られるとともに、よりよいサービスを提供できる施設として盛り上げていきたいですね。